AUTUMN-WINTER 20 COLLECTION

【 PUBLIC SCHOOL 】

 

80年代のイギリスの学生生活を舞台にした映画 “Sing Street”がテーマ。コントロールされた日常と、抑制できない溌溂さ、クラシックな硬さと、奔放な自由さのコントラストがインスピレーション源。

画一的で抑えた色彩を大切にしながら、強い色彩でコントラストを加えたコレクション。オリジナルプリントは、クラシックなチェック柄に強い色彩を加えてヴィヴィットに。同柄をウールに落とし込んだメンズライクなジャカードは、デザイナー出身地である尾州産地との協業で企画したオリジナル素材。綾目の凹凸でチェックを表現し、固くしまった肌触りをなめらかなサテン生地と掛け合わせ、セットアップへとデザイン。tactor定番生地であるラメジャカードは、今回オリジナルカラーとしてグリーンを追加。主張のある、ランダムなプリーツスカートとして素材の新しい表情を提案。

定番であるオーバーサイズ、体から離れたシルエットに加えて、ウエストマークを意識した少しのフェミニティをプラスし、新しい女性像を目指した。凛とした毎日を共に戦う服として、女性の日常の制服のような、味方になりたい思いを込めた新作です

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tactorは、tactile(En)触覚の、触知できる、から派生させた造語。
服の視覚的な肌触りを大切に、五感に響く特別な一枚を提案。
プリントテクニックやユニークな素材の組み合わせを用いて、着る人を解放し、日常の一歩先を照らします。

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デザイナー、山本奈由子 により2017年にスタート。
ファブリックの掛け合わせ・色柄のミックスを主軸としながら、溌剌とした軽やかなコレクションを展開。ロンドンと日本で学んだバックグラウンドから、日本らしい平面的かつゆとりを十分に計算したリッチなフォルムメイキングと、大胆な異素材の組み合わせからくる自由なカラーパレットのミックスは、独特の強さとフェミニティを放つ。
女性デザイナーならではの細やかな配慮をベースとしながら、現代の女性へ向けたエールとしての服を作りつづけている。

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中部ファッション専門学校卒業後、デザイナー職を経て2007年に渡英。
セントマーチン美術大学大学院卒業。同大学卒業コレクションをロンドンファッションウイークにて発表。
在学中よりアレキサンダーマックイーン、ヴィヴィアンウエストウッド、イーリーキシモトのデザインチームにて経験を積み、2017年より自身のブランドtactorを始動。